世は押しなべて毒ばかり

 

 


はっきり言って保存料とか着色料とかって言うのは毒な訳だが、
自然食品のなかにも毒が含まれてたり、調理したら毒が発生したり、
調理しなかったら食中毒になったりするわけだ。

 

つまり、人類に逃げ場なし

 

しかし人類はこうやって生きてるわけだが。

では、なんで人類が毒に囲まれて生きていけるのか。

体内に取り込まれた毒は、ずっとそのままではない。
人体内には毒に対するさまざまな防御機構が存在する。

そもそも咳や痰なんてのも、異物を取り込んだから粘液出して
それを外に放り出す防御機構な訳だ。

体内に毒を取り込む可能性が一番高いのは食べ物だ。
その毒のうち、細菌などが原因のものがあったりする。

胃酸や唾液などには細菌を殺す働きがあるわけで、これにより
細菌からの防御を行っている。ただ、人体に有用な細菌も殺して
しまう
んだがな。
(ヨーグルト食べても菌はなかなか生きて腸に達しない。死ぬから)

さて、それを通過した毒物やウイルスだが、こいつらには血液中の
抗体が思いっきり攻撃を仕掛けてくる。

抗体ってのは先端ががたがたのタンパク質で、そいつが毒物にくっついて
毒物が有効に働かなくする作用を持つ。

毒物やウイルスにしたらたまったものじゃない。
無害な団子にされてマクロファージに食われ、あげくさよならだ。

さて、もっと低分子の毒物はどうだろうか。

こいつには肝臓がいろいろな化学反応使って対処する。
たとえばアルコール。ぶっちゃけた話肝臓にしてみりゃエネルギー源になる
とはいえ、飲み過ぎってのは毒以外の何者でもない。

そこでアルコールを分解しアセトアルデヒド、そして酢酸(酢)へと酸化させていく。
(最終的にはTCAサイクルに取り込むんだろうけど)

他の化学物質も分解できるものはことごとく分解する。
分解できないものはどうするのか。

最終的には腎臓が排出してしまう。
よく、風邪薬などを一日3回飲みなさいといわれるが、これは薬が分解や排出
されてしまうせいである。

とまあ、通常なら生物の防御機構で排除できるのだが。

ところが、非情にも排除機構でなんともならんものもある。
重金属とかがまさにそう。

重金属やある種の物質は蓄積してしまう。
分解や排出できないのかって言うと、一部しか出来ない。

たぶん自然界に存在しなかった物質であるため、それらに対応する
生物がいなかったためではないか。

しかし、バクテリアなどにはダイオキシンなどまで分解しに行く
(つわもの)が現れつつある。奴ら進化早いからな。
人間はそうはいかないわけだが…。

だがしかし、人間の腸内にはバクテリアが同居しているわけだ。
こいつらが分解してくれるならばいいのだが。

たとえばシロアリはセルロースを分解するバクテリアを飼っている。
シロアリがこのバクテリアを失うと、セルロースが食べられなくなる。
つまりお家を食べられないわけだ。(人類にとってはそのほうが幸せだが)
ナメクジやカタツムリはセルロースを自力で分解できるが。

ニューギニアには腸内細菌で栄養を取っている民族がいるそうな。
人間も腸内細菌をしっかり働かせるのが健康への近道。

…変なもの食うと腸内細菌が先に死んでしまうわけだが



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